[原子力産業新聞] 2004年4月8日 第2230号 <2面>

[東京電力] 約1年ぶり発電再開 東電・福島第1・2号機

03年3月末から第20回定期検査を実施中の、東京電力の福島第1原子力発電所2号機(BWR、78万4000kW =写真中央)は、3日午前10時に制御棒引き抜き操作が開始され、6日18時13分、約1年ぶりに原子炉を再起動した。

一連の不祥事により、03年4月に全17基が停止した東電の原子力発電ユニットのうち再起動を果たすのは、11基目。同2号機をめぐっては、東電の服部拓也常務取締役が2日、県庁に松本福島県生活環境部長らを訪ね、運転再開を要請していた。


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