[原子力産業新聞] 2004年4月22日 第2232号 <1面>

[WIN] 東京で大会 5月に市民フォーラムも開催へ

原子力・放射線利用の仕事に携わる女性の国際的なネットワークであるWIN(Women in Nuclear)は5月17日〜22日、第12回年次大会を東京・文京区の東京ドームホテルで開催する。現在、世界組織のWIN-Global(会長=A.カルニノ元IAEA原子力施設安全部長=写真)のもとで、57か国・2000名以上の会員が活動している。

 今回、日本初の女性たちによる原子力・放射線の平和利用を国内外にアピールする国際会議として、日本組織のWIN・Japanでは、海外のWIN会員にも日本における市民合意や放射線に対する国民感情など、日本への理解を深めてもらう機会にする。

 また、今大会の企画の1つとして、19日午後2時から、東京・千代田区大手町の経団連ホールで、公募による「国際市民フォーラム」を併催する。「21世紀のエネルギー、原子力は選択されるか」をテーマに、世界の原子力事情と日本の現状を紹介。コーディネーターは、同大会実行委員長でもある木元教子・原子力委員が務める。

 同市民フォーラムの参加費は無料、同時通訳付。プログラム等の詳細や参加申込み等はWIN-Japanホームページ(http://www.win-japan.org)を参照のこと。


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