[原子力産業新聞] 2004年4月22日 第2232号 <3面>

[米NRC] ディアブロに中間貯蔵施設

 米原子力規制委員会(NRC)は、3月22日、パシフィック・ガス&エレクトリック(PG&E)社に、ディアブロ・キャニオン原子力発電所サイトで使用済み燃料貯蔵施設を運転する許認可を発給した。

 同社は、同発電所の使用済み燃料プールから、冷却した使用済み燃料をドライキャスクに移す予定。新貯蔵施設は、1、2号機の現在の運転認可が切れるまで、運転を継続するのに十分な貯蔵容量がある。

 同施設は、ホルテック・インターナショナル社が設計し、NRCが承認済みのドライキャスク貯蔵システムを採用する。これは、最高32体の集合体を収容できるスチール製キャニスター、キャニスターを収容するコンクリートとスチール製の「オーバーパック」、キャニスターを発電所から貯蔵施設へ移動するトランスファー・キャスクからなり、最高140の貯蔵キャニスターを収容できる。


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