[原子力産業新聞] 2004年4月22日 第2232号 <3面>

[九州電力] 玄海4に「合格」審査 安全基盤機構

【16日共同】原子力安全基盤機構は、九州電力が玄海原子力発電所4号機で全国で初めて実施した定期事業者検査について「マニュアルなどはおおむね整備され重大な不適合はない」とする審査結果をまとめ16日、経済産業省に報告した。

 この審査結果を受けて、経産省原子力安全・保安院は1か月以内に、AからCの3段階でランク付けする評定をまとめる。次の段階で行われる保安院の評定で、Aランクの場合、電力会社には次回から審査項目が減る利点が与えられる。

 基盤機構は、定期事業者検査の方法や実施体制について、300項目以上の文書、実地審査を実施した。


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