[原子力産業新聞] 2004年5月13日 第2234号 <2面>

[サイクル機構] 第4回敦賀国際エネフォーラム開催

 核燃料サイクル開発機構は、4月26、27日の両日、福井県敦賀市の福井県若狭湾エネルギー研究センターで第四回「敦賀国際エネルギーフォーラム」を開催(=写真)した。

 約600名が参加し、各国のエネルギー政策について米国、フランス、英国、中国、日本の代表が発表したほか、高速炉「もんじゅ」の役割、国際研究施設への期待等について発表とパネル討論が行われた。

 また、市民参加者グループに対する説明と意見交換のミーティング「原子力熱中塾」、地域の技術発展を目指したパネル討論も開催された。

 一方、新型転換炉ふげん発電所では米国原子力学会(ANS)「ランドマーク賞」授与式が開催された。原子力平和利用で先駆的かつ優れた実績をあげた施設に贈られる賞で、同発電所での772体(世界の利用実績の約六分の一)のMOX燃料集合体利用実績が評価されたもの。テュレンコANS副会長から殿塚サイクル機構理事長へ認定プレートが授与された。国内初の受賞。


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