[原子力産業新聞] 2004年5月27日 第2236号 <3面>

[IAEA] 安全諮問Gr.が改組 議長にメザーブ氏

 国際原子力機関(IAEA)の諮問機関である国際原子力安全諮問グループ(INSAG)がこのほど改組され、議長に米原子力規制委員会(NRC)のR・メザーブ前委員長が就任した。

 メンバーには日本を含む15か国から、規制機関、研究所、大学、原子力産業界で働く、原子力安全専門家が参加している。

 INSAGの任務は、基礎的な原子力安全問題、および原子力発電所、研究炉、その他の核燃料サイクル施設の安全に関する調査と、経験と情報の共有。

放射線防護は、国際放射線防護委員会(ICRP)が担当するため、INSAGの任務からはずされた。次回会合は11月にウィーンで予定されている。


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