[原子力産業新聞] 2004年6月24日 第2240号 <4面>

[サイクル機構] 東海再処理施設 放射能汚染による立入制限解除

 核燃料サイクル開発機構は22日午後3時30分、東海事業所再処理施設で前日に設定した放射能汚染による立入制限区域の除染を行い、制限を解除した。

 これは、21日午後1時20分頃、管理区域である再処理施設分析所保守区域の東側壁面で、立入制限設定レベル(α線4Bq/平方センチメートル)を超える汚染(α線555Bq/平方センチメートル以上)が発見され、当該区域を立入制限区域に設定していたもの。原因は現在調査中。

 放射性物質による作業員の被ばく、環境への影響はなかった。


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