[原子力産業新聞] 2004年7月1日 第2241号 <2面>

[福井県] 「エネ研究開発拠点化計画策定委」WGが始動

 福井県は6月21日、高速増殖炉「もんじゅ」活用を中心とした「エネルギー研究開発拠点化計画策定委員会」(本紙2236号2面参照)のワーキンググループ初会合を県庁で開催した。委員長に堀照夫・福井大学学長補佐を選出した後、検討課題の論点整理、今後の進め方等について意見交換した。

 検討項目として、研究開発機能の強化、人材の育成、産業の創出・育成、推進体制の整備の4項目を挙げて、それぞれについて検討すべき論点を整理した。次回会合は七月22日に開催する。

 ワーキンググループは、親委員会である計画策定委員会の各委員を補佐する実務者17名で構成され、毎月1回会合し、10月までに研究開発拠点のあり方などに関する試案を策定する。


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