[原子力産業新聞] 2004年7月15日 第2243号 <2面>

[青森県] 「試算未公表」問題に批判の声

【12日共同】青森県六ヶ所村の使用済み燃料再処理工場で日本原燃が実施するウラン試験の安全協定案をめぐり、青森県議会は12日、全員協議会が開かれ、資源エネルギー庁などが使用済み核燃料を地中に埋めた場合の「直接処分方式」の費用試算を公表していなかった問題に批判が集中した。

同庁の桜田道夫核燃料サイクル産業課長は「隠したつもりはないが、過去の資料を吟味しようとしなかった。情報公開の重要性を感じた」と説明した。


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