中部電力の太田宏次会長は、27日の取締役会で会長と取締役の辞任を申し出、了承された。川口文夫社長が、同日の記者会見で明らかにしたもの。会長職は当面、空席となる。
辞任理由となった中国の古美術品の購入について、川口社長は、「取引の経緯等について、コンプライアンス推進会議において鋭意調査を進めているところ」とし、明らかになり次第発表すると述べた。