高エネルギー加速器研究機構と岡山大学はこのほど、放射光を利用し、臨床に近い条件で各種関節軟骨を鮮明に撮影する技術を共同開発した。
同撮影は、X線のうち、シリコン製の角度分析板を通過するX線だけを分離し、画像化する新開発の「X線暗視野法」により実現した。放射光は、高エネ研の放射光科学研究施設フォトンファクトリーとSPring−8を使用した。