[原子力産業新聞] 2004年8月26日 第2248号 <1面>

[日本原子力学会] 美浜3事故で特別セッション

日本原子力学会(宅間正夫会長)は23日、美浜発電所3号機の2次系配管破損事故について、「人身事故をともなう原子力技術・設備に関わるきわめて重大な事故」とする会長名の声明を発表、また、京都大学で開かれる日本原子力学会秋の大会で、9月15日午後、「美浜事故特別セッション」を公開で緊急に開くことを明らかにした。

同セッションでは、技術面に加え、技術者・技術管理などのあり方、技術と社会との関係など総合的見地からの討論する予定。原子力学会では、これらの議論を踏まえ、学会として特別調査検討チームを発足させることも検討する。


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