[原子力産業新聞] 2004年10月28日 第2257号 <8面> |
[原産] 2005年版原子力年鑑を刊行日本原子力産業会議は22日、「原子力年鑑2005年版」を刊行した。 本書は内外の原子力開発動向を分かりやすく解説したもので、1957年の刊行以来その豊富なデータと資料により関係者から高い評価を得ているわが国唯一の年鑑。日本と世界の原子力開発利用の現状と展望を知る情報源として幅広く活用されている。今回も引き続き、利用しやすい年鑑という視点に立ち、「総論」と「各論」を分冊化、さらに使い易さを追求した。 「総論」では、第5福竜丸事件からJCO事故まで、半世紀におよぶ原子力関連報道を徹底検証した「報道から見た原子力」を収録したほか、特集として「志賀原子力立地を考える」を取り上げた。このほか、「潮流」「2004トピックス」「年表」といった構成になっている。「各論」の項目は、@各国の原子力動向A核不拡散および核物質防護をめぐる世界の動きBエネルギーと環境C原子力立地と国民合意D原子力発電動向E保守・点検の高度化F発電炉の現状と将来展望G核燃料サイクル─フロントエンドH核燃料サイクル─バックエンドI放射性廃棄物対策と廃止措置J原子力産業の現状KRI・放射線利用L原子力資料──。 B5判、上製本、670頁。定価1万7850円(税込み・送料別)。問合せは原産・情報調査本部(電話03─5777─0754)まで。 |