【ブリュッセル9日共同】欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は9日の定例会見で、ウィーンでの国際熱核融合実験炉(ITER)の建設地を協議する6か国・地域会合で全体合意が成立しなければ「EUを支持するできるだけ多くの国々とともに、今後どうするかを考えなければならない」と述べ、EU主導で実験炉建設の可能性を探る姿勢をあらためて示した。