[原子力産業新聞] 2004年12月2日 第2262号 <1面>

[原子力安全委員会] 放射線防護専門部会がスタート

原子力安全委員会は11月29日、放射線防護専門部会の第1回会合を開催し、放射線防護のあり方の基本的考え方について、検討に着手した。主な検討課題は、@わが国と国際的な動向を踏まえた放射線防護のあり方A環境放射線モニタリングのあり方について検討し−−など。

会合では、草間朋子・大分県立看護科学大学学長を部会長に選ぶとともに、同専門部会の下に「環境放射線モニタリング中央評価専門分科会」の設置を決定。

また、2人の専門家からICRPの新勧告案などについて報告を受けたことから、検討の結果、分科会またはタスクフォースを設置して、年末までにICRPの新勧告案に対する関係者のコメントを取りまとめることとした。


Copyright (C) 2004 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.