[原子力産業新聞] 2004年12月9日 第2263号 <1面>

[文部科学省] 文科省、研究炉等でクリアランス制度案

文部科学省の研究炉等安全規制検討会はこのほど「試験研究用原子炉施設等の安全規制のあり方について」(案)を取りまとめた。

検討事項は、@核物質防護の強化A試験研究用原子炉施設等のクリアランス制度B同施設等の解体・廃止措置制度C少量核燃料物質の使用に係わる安全規制D自然放射性物質の使用に係わる安全管理―など。

核物質防護、クリアランス制度、解体・廃止措置は発電炉対象の経済産業省との連携により原子炉等規制法改正を準備中の事項。少量核燃料物質は現在、天然ウラン300グラム、トリウム900グラム以上の許可対象を同1グラム、3グラムと規制強化の方針。


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