[原子力安全委員会] 報告書案の検討を実施

原子力安全委員会放射性廃棄物・廃止措置専門部会の廃止措置分科会は１日、第２回会合を開催、報告書をとりまとめた。

会合では事務局が、同分科会報告書案について説明を実施。同案では�@原子炉施設の解体の際、専ら解体工事等に供する施設については、解体の工法、手順の認可等とあわせて行うなどに配慮する�A解体以降の安全規制では、各段階で保安規定の必要な変更がなされ、その実施状況についても必要な確認を行うような保安検査等を行う�B運転・供用終了以降では、原子炉主任技術者や核燃料取扱主任者等の選任について、安全確保が適切になされるならば、必ずしも資格要件にこだわる必要がないーーなどが盛り込まれ、今後の検討課題として、サイト解放基準、技術基準の整備等などを挙げている