[原子力産業新聞] 2004年12月16日 第2264号 <1面> |
[文部科学省] 宇宙線被ばくWGが第4回会合文部科学省・航空機乗務員等の宇宙線被ばくに関する検討ワーキンググループは7日、第4回会合を開催し、宇宙線実測の現状と課題、デンマークの航空機被ばく管理方法、宇宙飛行士の放射線被ばく管理などについて報告を受けた。 宇宙線実測の課題として日本発着便のデータが不足などを指摘。デンマークのグローバログ社が、世界5か所の定点からリアルタイムで宇宙放射線量を入手し各パイロット・乗務員毎に累積被ばく線量を自動集計するシステムを紹介した。 また、宇宙航空研究開発機構は、国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士放射線被ばく管理指針案について、線量制限値、線量評価手法、宇宙環境監視方法、放射線障害防止のための教育訓練などを説明した。 |