[原子力産業新聞] 2004年12月16日 第2264号 <4,5面>

2004年 日本と世界の原子力界主な動き

1月

原子力委が新体制でスタート

▽1日 原研新理事長に、岡崎俊雄氏就任
▽6日 原子力委、新体制で始動。新委員長に近藤駿介氏
▽16日 総合資エ調・コスト小委が最終会合。報告書案を検討
▽21日 総合資エ調・エネ環境合同会議が初会合
▽23日 総合資エ調・電気事業分科会、「制度・措置検討小委」の設置を決める
▽28日 原子力委「長計ご意見を聴く会」が始動
▽30日 保安院、「もんじゅ」改造工事を認可

海外▽テオリスーデン・ボイマ社がフィンランドで5基目となるオルキルオト3号機の建設認可を政府に申請。またSTUKに対し、EPRの詳細安全報告書を提出(8日)▽ブルース原子力発電所3号機が、約5年ぶり運転を再開(8日)▽TVA、ブラウンズフェリー原子力発電所1、2、3号機20年間の運転認可更新を、NRCに申請(8日)▽USEC社、新しい遠心分離法ウラン濃縮工場の建設地を、オハイオ州パイクトンに決定(12日)▽「メガトンからメガワット計画」が10周年(14日)▽ドミニオン社がミルストン2、3号機の運転認可更新を、NRCに申請(22日)

2月 東北電の東通1号機で、地元自治体と安全協定締結

▽4日 原燃が保安院に、六ヶ所再処理工場のウラン試験計画書を提出
▽5日 保安院、関電のMOX品質保証の改善を確認▽東北電の東通1号で、地元自治体と安全協定締結
▽9日 文科省、武蔵工大原子炉の解体を原子力委に届け出
▽18日 東電が青森県とむつ市に、「リサイクル燃料備蓄センター」立地協力を正式に要請
▽2日 三菱重工のベルギー・ドール2号機向けSGが、神戸港から出荷
▽23日 原産会議が「向こう10年に何をすべきか」と題する提言を実施
▽27日 サイクル機構、大洗FBRシンポを開催▽東北電が東通1号で、地元自治体に防災業務計画案を提出

海外▽フィンランド5基目の原子力発電ユニット、オルキルオト3号機の掘削・土木工事が開始(16日)▽欧州経済社会評議会が総会で、「欧州は原子力を必要としている」とした意見書を、独自のイニシアチブで採択(25日)

3月 中部電の浜岡5号機が初臨界

▽1日 中国電、島根3号機増設で建設所を設置
▽2日 青森県大間町、大間原子力発電所運開延期に伴う臨時財政支援を正式要請
▽3日 FNCA会合が東京で開幕
▽8日 総合資エ調・電気事業分科会の制度・措置検討小委が初会合
▽15日 西川福井県知事、会見で関電のプルサーマル計画および原電の敦賀3、4号増設を容認する方針を表明。関電には20日に、原電には29日に、それぞれ正式伝達
▽18日 電発、大間原子力発電所の原子炉設置許可を、新炉心位置で再申請▽三菱重工が、フィンランド・オルキルオト3号向け原子炉容器の受注を発表
▽19日 青森県と六ヶ所村が、ITER誘致で決起集会
▽23日 中部電の浜岡5号が初臨界達成▽原電が敦賀3、4号増設で、原子炉設置変更許可申請
▽26日 東電が「アクシデントマネジメント後PSA」で報告書
▽31日 04年度電力供給計画まとまる。原子力は13年度までに11基運開を計画

海外▽デービスベッセ原子力発電所が2年ぶりに運転再開(8日)▽ロシア原子力省が、連邦原子力庁(11日)▽NMC社、ポイントビーチ1、2号機の運転認可更新をNRCに申請(11日)▽EUがメザモール原子力発電所2号機の早期閉鎖を、アルメニア政府に要求(15日)▽カナダ・オンタリオ州パネルが、2005年のピッカリング(A)1〜3号機の運転再開を勧告(18日)▽タイと韓国が原子力協力で合意覚書に調印(24日)▽NEI、放射性廃棄物基金の最終処分場の建設計画のための適正な使用を、連邦議会に要求(25日)▽POSIVA社、地下研究施設「ONKALO」の建設契約を、カリオラケンナス社と締結(29日)▽リングハルス1、3号機、スウェーデン原子力施設検査局に出力増強を申請(29日)▽米国で、原子力発電所建設の一体型認可(COL)の実証目指し、2つのコンソーシアムを結成(31日)

4月 九電取締役会、10年度までのプルサーマル実施を決定

▽1日 安全委、専門部会を改組。リスク情報タスクフォースなど新設▽保安院が「原子力安全広報課」を新設
▽8日 原産会議が03年12月末現在の原子力発電所の現状を取りまとめ発表。合計出力は過去最高
▽9日 安全委が03年版「安全白書」を閣議報告▽保安院、03年度原子力施設トラブルまとめ。原子力発電所1基当たりトラブル件数は約0.3件と引き続き最小レベル▽保安院が03年度運転実績まとめ。平均設備利用率は59・7%
▽21日 第37回原産年次大会が開幕(〜23日)。西澤会長、2つの民間原子力団体設立を表明
▽26日 敦賀国際エネフォーラム開催(〜27日)。MOX利用で「ふげん」に米学会賞
▽28日 九電、取締役会で、玄海3号における2010年度までのプルサーマル実施を決める
▽30日 浜岡5、試験運転段階での発電を開始▽原燃が、六ヶ所再処理工場のウラン試験とアクティブ試験の開始の、それぞれ2か月延期を届け出

海外▽DOE/EIA、「2004年版世界エネルギー見通し」で、2025年の原子力発電量を上方修正(13日)▽NRCが、プログレス・エナジー社が2002年6月に申請していたH・B・ロビンソン原子力発電所2号機の運転認可を更新(19日)▽NuSEDが原子力発電所の新規建設に向けて、DOEに資金援助を申請▽NRC、SCE&G社が2002年8月に申請していた、V・C・サマー原子力発電所運転認可の更新を認可(29日)

5月 常陽、改造工事後初の本格運転開始

▽10日 四電が伊方3におけるプルサーマル実施を、地元自治体に申し入れ
▽12日 青森県と保安院、再処理施設総点検で、市民説明会を青森市で開催
▽14日 政府がエネルギー白書を閣議決定
▽17日 総合資エ調・需給部会が30年度までのエネ需給の定量的見通し。原子力シェアは37〜47%に▽九電が川内3号機増設に関連して、地質調査を開始
▽21日 総合資エ調・電気事業分科会、バックエンド経済措置を大筋了承
▽24日 常陽が改造後初の本格運転開始
▽26日 第1回「もんじゅ」関連協議会で、文科相、経産相、福井県知事が意見交換
▽28日 九電、玄海3号のプルサーマルで、事前了解願い▽保安院が新制度による初の定期安全管理審査評定実施
▽30日 原燃社長に兒島伊佐美氏就任

海外▽ブルガリアのシメオン・サクスコブルゴツキ首相EUが2006年までの閉鎖を要求しているコズロドイ3、4号機の代替電源として、1991年から工事が中断されているベレネ原子力発電所の建設を再開すると正式に決定(3日)▽中国、パキスタンへのチャシュマ2号機の建設契約に調印(4日)▽IAEA、世界の原子力発電所の建設・運転状況を集計(19日)▽NRC、RG&E社が2002年7月に運転認可更新を申請していたR・E・ギネイ原子力発電所の運転認可を20年延長(19日)▽ロシアのバスコルトスタン(バシキール)共和国政府、同国アギデルへの原子力発電所の建設計画を正式に承認(21日)▽ベトナムとフランスが、原子力平和利用協定に調印(27日)▽CAMECO社、サウステキサスプロジェクト原子力発電所の買収を断念(30日)

6月 新計画策定会議がスタート

▽3日 使用済み燃料が、19か月ぶりに六ヶ所原燃施設へ搬入
▽4日 総合資エ調・原子力安全・保安部会小委、クリアランス制度で報告書▽安全委クリアランス分科会が初会合
▽14日 エネ環境合同会議が「10の提言」を提示
▽15日 原産会議が原子力委定例会議で、プル利用等で提言
▽21日 新計画策定会議が始動
▽28日 東電の柏崎刈羽1〜7号が、約22か月振りに全基運転▽原燃、六ヶ所再処理工場のウラン試験等の開始延期を経産相に届け出

海外▽NRC、R・E・ギネイ原子力発電所の運転認可を、コンステレーション・エナジー社のLLCに移管(4日)▽BE社が経営再建に、米国からR・アンダーソン氏を招聘(7日)▽ミュンヘン工科大学の新しい研究炉「FRM―U」が運転開始(9日)▽NRCが、キウォーニ原子力発電所の運転認可の、ドミニオン・エナジー・キウォーニ社への移転を承認(10日)▽コンステレーション・エナジー社が、RG&E社からR・E・ギネイ原子力発電所の買収手続きを完了(10日)▽BP統計発表。2003年の世界の1次エネルギー消費量に占める原子力シェアは6・1%(15日)▽EDFが、フランス国内へのEPR実証炉の建設に向けた準備作業に着手することを決定(22日)▽BNG社、チャペルクロス原子力発電所を全基閉鎖(29日)▽パキスタン、中国とチャシュマ2号機の建設契約(29日)

7月 原電、敦賀3、4号機準備工事に着手

▽1日 原環機構の理事長に、伏見健司氏が就任▽安全委、「規制調査の実施方法について」を改定
▽2日 原電、敦賀3、4号の準備工事に着手
▽5日 東北電が東通1号の燃料装荷・運開スケジュールの延期を発表▽エネ庁発表。再処理と直接処分のコスト比較資料の存在が判明
▽14日 福井県美浜町議会が、使用済み燃料中間貯蔵施設誘致を議決
▽16日 総合資エ調・電気事業分科会が、バックエンドの制度・措置で報告書
▽21日 中国電・島根3増設に係わる第2次公開ヒア開催
▽23日 外務省が組織改編。「軍縮不拡散・科学部」創設
▽27日 経産省、03年度原子力施設における放射性廃棄物の管理状況および放射線業務従事者の線量管理状況を発表
▽29日 新計画策定会議、再処理と直接処分比較検討へ向け技術検討小委を設置▽原燃が六ヶ所再処理工場ウラン試験等の開始時期の1か月延期を経産相に提出

海外▽ブレア首相が議会の特別委員会の委員長34名で構成された連絡委員会の場で、原子力発電オプションを堅持する必要があるとの考えを表明(6日)▽オンタリオ州D・ダンカンエネルギー相が、運転休止中のピッカリングA1号機の運転再開を承認(7日)▽NRC、コンシューマーズ・エナジー社のパリセーズ原子力発電所の熱出力増強を承認(15日)▽中国国務院、CGNPGと浙江省政府が計画の3門1、2号と、CNNCが広東州大亜湾嶺澳で計画中の広東・嶺澳3、4号の2つのプロジェクトを承認(21日)

8月 美浜3号機で2次系配管破損事故

▽3日 原研とサイクル機構の統合法人、名称は「日本原子力研究開発機構」に。本社は東海村に設置
▽9日 関電の美浜3で、2次系配管破損事故発生
▽10日 原子力委小委、使用済み燃料直接処分の検討スタート
▽11日 保安院が原子力発電所配管設備の肉厚管理について、各電力に18日までの調査・報告を指示▽総合資エ調の美浜事故調査委が初会合▽20日 安全委の美浜事故検討分科会が初会合▽神社庁、山口県上関市「八幡宮」所有地の売却を承認

▽30日 電気事業分科会、バックエンド事業の「制度・措置」を盛り込んだ中間報告書を了承

海外▽ウクライナで建設中のフメルニツキ原子力発電所2号機が、送電を開始(8日)▽エクセロン社、DOEの使用済み燃料引取り義務違反で、連邦政府と和解(10日)▽USEC社が、オハイオ州パイクトンへの新しい遠心分離法ウラン濃縮工場の建設・運転認可をNRCに申請(23日)▽AREVA社とEDF、使用済み燃料再処理契約に調印(24日)

9月 四電、伊方町でプルサーマル説明会

▽3日 核燃料税率引き上げで、東電と新潟県が合意
▽4日 四電が伊方町で、プルサーマル住民説明会開催
▽5日 福島県知事選で、現職の佐藤栄佐久氏が5選▽福井県警、業務上致死傷で美浜発電所を捜索
▽10日 電発促進法廃止受け、新たな電源開発地点の指定新手続きを閣議了解
▽24・28日 新計画策定会議、三村青森県知事と平山新潟県知事招き、意見を聴取
▽27日 美浜事故調査委が中間取りまとめ▽中川経産相、関電社長に文書で厳重注意。美浜3号使用の一時停止の行政処分と、再発防止策を要求▽関電が、美浜3号事故で対策等のとりまとめ▽第2次小泉改造内閣スタート。文科相に中山成彬氏、科学技術担当相に棚橋泰文氏が就任。中川経産相は留任
▽28日 福井県警が、関電若狭支社を家宅捜索
▽29日 九電、川内1号の08年SG全基交換を発表

海外 ▽中国国務院、陽江原子力発電所の建設計画を承認(2日)▽NRC、ウェスチングハウス社のAP―1000に設計認証を発給(13日)▽ANSTOが、新研究炉の運転認可をARPANSAに申請(13日)▽パキスタンで、核不拡散法案が下院を通過(14日)▽EU、BE社再建案を承認。今後6年間、英国では原子力発電所の新規建設が制限(22日)▽EU、イグナリナ1、2号機とボフニチェ1、2号機閉鎖に対する、総額10億ユーロの財政支援を提案(29日)▽ナイジェリアで、初の研究炉「NIRR─1」が運転開始(30日)▽広東・3、4号機が着工(30日)

10月 「原研開発機構法案」が閣議決定

▽1日 定期安全管理検査で、九電・玄海2、3が初のA評価
▽7日 原子力委の技術検討小委、核燃サイクル基本シナリオのコスト試算内容を了承
▽12日 政府、独立行政法人日本原子力研究開発機構法案を閣議決定
▽17日 新潟県知事に、泉田裕彦氏が当選
▽18日 保安院が、各電気事業者の全原子炉における、アクシデントマネジメント整備後の確率論的安全評価の、有効性を確認
▽20日 安全委分科会、美浜事故で中間報告書策定
▽21日 日・韓の原産主催「日韓原子力セミナー」開幕(〜22日)
▽22日 保安院、「東通オフサイトセンター」を指定。全国で20番目
▽23日 「新潟県中越地震」発生

海外 ▽DOE、米国の使用済み燃料発生量に関するデータを発表(1日)▽スウェーデン政府、2005年のバーセベック2号機閉鎖を決定(4日)▽HSEが、マグノックス・エレクトリック社のウィルファ1、2号機の運転認可を更新(4日)▽ロシア議会、高速増殖炉と燃料サイクルを骨子とするエネルギー戦略を承認(6日)▽ロブノ原子力発電所4号機が送電開始(10日)▽イランのA・ボロージャリ議会外交・国家安全保障委員長、ブシェール原子力発電所の建設工事完了を発表(14日)▽EDF、フラマンビル原子力発電所に、07年のEPR初号機着工を発表(201日)▽プログレス・エナジー社、ブランズウィック1、2号機の運転認可更新を、NRCに申請(22日)▽インドのカルパッカム・サイトで、高速増殖原型炉が着工(23日)▽USEC社、新ウラン濃縮工場の遠心分離機製作で、ボーイング社、ハネウェル社と契約(27日)▽NRC、ドレスデン2、3号機とクアドシティーズ1、2号機の運転認可を更新(28日)▽NRCが、インディアンポイント2号機の熱出力増強を認可(28日)

11月 再処理工場ウラン試験で安全協定

▽1日 愛媛県と伊方町が、四電・伊方3号のプルサーマルで事前了解▽新潟県中越地震の影響で、東電・柏崎刈羽原子力発電所で実施予定の「原子力総合防災訓練」が初の中止に
▽4日 福島第2・4号が約2年1か月ぶりに運転再開。停止中の東電原子炉は、福島第一・1号のみに
▽5日 原産会議「原子力国際展開懇話会」が初会合
▽9日 福井県の敦賀市、美浜町、大飯町、高浜町が、「福井県原子力発電所所在市町協議会」を設立
▽10日 日本原子力研究開発機構法案が衆院通過
▽13日 関電、美浜発電所事故を踏まえた同社の今後の取り組みを発表▽藤洋作関電社長、同社の原子力事業本部の福井県への移転を発表▽中国電が、上関1・2号建設計画で、建設に係わる詳細調査計画を取りまとめ発表
▽14日 柏崎市長に、会田洋氏が初当選
▽16日 安全委の廃止措置分科会が初会合
▽22日 青森県、六ヶ所村、日本原燃が、六ヶ所再処理工場のウラン試験に係わる安全協定に調印
▽25日 日本原子力研究開発機構法が成立
▽29日 安全委の放射線防護専門部会が初会合

海外 ▽韓国19基目となる「蔚珍原子力発電所5号機」が運開(2日)▽DOE、建設・運転一体認可の実証のため、2つのコンソーシアムに総額千3百万ドルの資金援助(4日)▽ベトナム政府、原子力発電所を盛り込んだ電源開発計画を承認(12日)▽日韓外相、北朝鮮への軽水炉供給事業の、1年間の凍結延長で合意(6日)▽DOE、新アイダホ国立研究所の主契約者にバッテル・エナジー・アライアンス社を選定(9日)▽仏政府、AREVA社の2005年の部分民営化を発表▽イランがウラン濃縮活動停止で、英、独、仏と合意(14日)▽ロシア、インド原子力公社が建設中の、クダンクラム1号機の原子炉圧力容器を出荷(18日)▽USEC社、ピナクル・ウェスト・キャピタル社からのNACインターナショナル社の買収を完了(18日)▽トルコエネルギー相、2011年の初号機運開を目指し、3基の原子力発電所を建設する計画を明らかに(19日)▽ムルマンスク使用済み燃料乾式貯蔵施設が、正式に着工(19日)▽南アとロシア、原子力平和利用分野での協力協定を締結(28日)▽インド原子力委員長が、2010年代に、トリウム燃料を利用できる出力70万kW級の新型重水炉を8基建設する計画を明らかに(22日)▽DOE、NRCへのユッカマウンテン処分場建設認可申請の延期を発表(22日)▽リトアニア政府、イグナリナ原子力発電所1号機を2004年12月に閉鎖すると発表(24日)▽仏蔵相、EDFの2005年の部分民営化を発表(24日)▽スウェーデン政府、バーセベック2号機の2005年5月の閉鎖を決定(24日)▽KEDO、北朝鮮への軽水炉供給計画の凍結を、1年間再延長することを決定(26日)▽建設中のカリーニン3号機が初臨界を達成(26日)▽IAEA理事会、イランの保障措置協定違反について、濃縮の無期限延長と再処理活動の停止、追加議定書の批准を求める決議を採択。韓国の保障措置協定違反については、事実上不問に(26日)

12月 もんじゅ裁判で、国の上告受理決まる

▽2日 もんじゅ裁判で最高裁、国の上告受理を決める
▽3日 原燃、ウラン試験で六ヶ所村隣接6市町村と安全協定調印

海外 ▽DOEエイブラハム長官、米国籍の研究炉の使用済み燃料の引取り期限を延長(6日)▽NRC、ドミニオン社の事前サイト許可を認める環境影響評価声明案(7日)▽スロバキア政府、イタリア電力公社へのスロバキア電力株式売却を承認(8日)


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