[原子力産業新聞] 2005年1月5日 第2265号 <2面>

[世界核燃料安全ネットワーク] ソウルで第4回総会開く

 世界の核燃料会社14社で作る「世界核燃料安全ネットワーク(INASAF)」は、12月6、7の両日、韓国のソウル・ルネッサンスホテルで第4回総会を開いた(=写真)。

 INASAFは、1999年九月のJCO事故を機に、核燃料サイクル事業者が国境を越えた安全ネットワークを作るため、三菱マテリアル、コジェマ、英核燃料公社(BNFL)、GEニュークリアなどが中心になって、同年12月、八社をメンバーとして設立されたもの。

 今総会では、新たにアルゼンチンのコニュアールとブラジル原子力産業公社(INB)が参加、11か国・14社のネットワークとなった。会合では、新たに安全専門家ネットワークを用いて、安全情報や良好事例等の情報交換を行うことで合意、また参加各社は教育訓練に関する報告と意見交換を行った。

 次回INASAF総会は、2005年11月、スペインで開催される予定。


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