【14日共同】原子炉圧力容器や住宅などの耐震性を調べる世界最大規模の実験施設「多度津工学試験所」が3月末で閉鎖することが14日までに決まった。施設を運営する原子力発電技術機構(東京)が明らかにした。
阪神大震災を大幅に上回る揺れを加えて強度の限界を探ってきたが、同試験所を上回る規模の実験施設が兵庫県三木市に完成、4半世紀の使命を終えることになった。