[原子力産業新聞] 2005年2月17日 第2271号 <2面>

[原子力安全・保安院] 玄海3・プルサーマルがダブルチェック諮問へ

経済産業省原子力安全・保安院は10日、九州電力が玄海原子力発電所3号機(PWR、118万kW)での実施を予定しているプルサーマル計画に係わる原子炉設置変更許可申請について、同日原子力委員会および原子力安全委員会に諮問したと発表した。

九電は昨年5月28日、玄海3号機において「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使用する変更を行う」とする内容の原子炉設置変更許可を、経済産業相に対して申請。また今年1月18日付けで一部補正を行っていた。

九電では玄海3号機において、全193体ある燃料集合体のうち、最大48体をMOX燃料集合体とするプルサーマルを、2010年までに開始することを計画している。


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