[原子力産業新聞] 2005年2月24日 第2272号 <2面>

[【15日共同】] 「若い世代の職場定着を」

【15日共同】原子力安全委員会の松浦祥次郎委員長らが15日、石川県志賀町の志賀原子力発電所を訪れ、北陸電力の新木富士雄社長や関連会社の幹部らと、原子力発電所の安全策などについて意見交換した。

松浦委員長によると、会合の中で若い世代の仕事が長続きせず、作業員の多くが40、50代であるとの指摘があった。松浦委員長は記者会見で「若い人が働いていないと将来、職場で安全意識を継承していくことも難しい」と述べ、同委員会がまとめる報告書に、問題点として挙げる考えを示した。


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