[原子力産業新聞] 2005年2月24日 第2272号 <4面>

[東京電力] 2か月半ぶり原子炉起動

昨年12月、タービン建屋内における水漏れが確認されたことから、点検および原因調査のために停止していた東京電力の福島第1原子力発電所2号機(BWR、78・4万kW)は22日、漏えいか所の点検・補修を終了したことから、同日午前10時2分に制御棒引き抜き操作を開始し、およそ2か月半振りに原子炉を起動した。

これにより同発電所において稼働中の原子炉は、9日起動・14日発電再開をした同6号機に続き、2基目となる。なお原子炉起動から発電再開まではおよそ2日を要することから、同2号機の発電再開は24日が見込まれている。


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