[原子力産業新聞] 2005年3月10日 第2274号 <2面>

[原子力安全・保安院] シュラウド健全性評価は妥当

経済産業省原子力安全・保安院は2月24日、東北電力が1月6日に報告した、女川原子力発電所1号機における炉心シュラウドのひび割れに対して同社が行った、健全性評価方法および結果について、妥当とする評価結果を発表した。

女川1号機の炉心シュラウドのひび割れは、第15回定期検査(02年9月〜03年8月)中に確認されたもので、東北電ではその進捗状況を確認するために、04年9月からの第16回定検で、点検・評価を行っていた。

東北電の実施した評価について、保安院では1月6日〜2月15日にかけて、@健全性評価の対象A評価方法に関する妥当性Bひび割れの発生原因、ひび割れの進展などについて東北電の行った評価結果――について、評価を実施。結果、「妥当であることを確認した」としている。


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