[原子力産業新聞] 2005年3月17日 第2275号 <4面>

[日本原子力学会] 東海大湘南校舎で春の年会

日本原子力学会は3月29日から31日まで、「2005年春の年会」を神奈川県平塚市の東海大学湘南校舎で開催する。

同大会では、@総論A放射線工学と加速器・ビーム科学B核分裂工学C核燃料サイクルと材料D核融合工学E保健物理と環境科学−−の6分野から696件の応募発表と、特別講演、招待講演、部会企画セッション等が行われる。

この中で、山脇道夫・東海大教授による「海と風とエネルギー」と題した特別講演などプログラムの一部が一般の人々に無料で公開される。一般公開はこのほか、「学生とシニアの対話──社会の矛盾を双方で考え、学生のキャリアデザイン支援、夢支援」(エネルギー問題に発言する会共催)、「新時代を拓く原子力の役割」、「公開討論──放射線教育の現状と課題」──の3総合講演・報告および、バックエンド部会講演「浅地中処分安全評価方法標準化の検討状況」、社会・環境部会チェインディスカッション「原子力のコミュニケーションを広げていくために」──の2部会企画セッション。

また年会の初日には、「第37回(2004年度)日本原子力学会賞」の贈呈式が行なわれる。今年度の受賞は、論文賞5件、技術賞5件、学術業績賞1件、技術開発賞1件、奨励賞3件、貢献賞3件の計18件。

詳細・問合せは、同学会(電話03−3508−1261)まで。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.