[原子力産業新聞] 2005年3月31日 第2277号 <1面>

[関西電力] 森副社長 次期社長に

 関西電力は25日、今年6月末に藤洋作社長が社長を辞任し、後任に森詳介副社長(=写真)が昇格する人事を内定したと発表した。

 「美浜発電所3号機事故に対するけじめをつける」(藤社長)ための対応を示したもの。藤氏は社長辞任後、取締役として全社の品質管理の再構築を進める。また、秋山喜久会長は一年間留任した後の来年6月末に取締役を退任、岸田哲二副社長は今年6月末に常務に降格、松村洋常務は同じく今年6月末に取締役を退任する予定。

 森氏は63年に京都大学工学部電気工学科卒、同年関西電力入社、81年工務部運営課長、89年工務部長、97年取締役・電力システム室長などを経て01年6月から取締役副社長。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.