[原子力産業新聞] 2005年3月31日 第2277号 <3面>

[米エクセロン] 発電量過去最大に 利用率も94%

 米国で原子力発電最大手のエクセロン・ニュークリアは、このほど、2004年の原子力発電電力量が、過去最大の1297億kWhと過去最大に達したことを明らかにした。設備利用率も、93.5%と、94.4%だった2001年に次ぐ成績。

 2004年中に同社は、九基で燃料交換を行ったが、燃料交換の為の停止期間は平均25日と、米国平均の42日を大きく下回った。

 エクセロン・ニュークリアは、米中西部と東部の3州にある十の原子力発電所で17基を運転中。

 同社はまた、2004年中に、ドレスデン2、3号機とクアド・シティーズ1、2号機の計四基で、米原子力規制委員会(NRC)から20年間の運転認可延長を受けている。これで同社の運転認可延長を受けた原子力発電所は六基になった。


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