[原子力産業新聞] 2005年4月28日 第2281号 <3面>

[米大統領] 早期成立を促す エネルギー政策法

 ブッシュ米大統領は20日、首都ワシントンで開かれたヒスパニック商工会議所大会でエネルギー問題について演説、原子力発電について、「国内でのエネルギー生産を拡大するためには、米国での原子力利用を増やす必要がある」と述べ、原子力発電を推進する姿勢を改めて示すとともに、米議会に、包括エネルギー法案の早期通過を促した。

 ブッシュ大統領は、「もし我々が真剣に海外の資源への依存を減らすことを考えるならば、議会は、原子力損害賠償制度や、新規原子力発電所の許認可の確実性改善を含んだエネルギー法案を通過させなければならない」と述べ、聴衆から盛んな拍手を受けた。


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