[原子力産業新聞] 2005年5月19日 第2283号 <1面>

[電力人事]

東北電、幕田氏が会長、高橋氏社長に

 東北電力は4月20日の取締役会で、幕田圭一社長が会長に就任、高橋宏明副社長が社長に昇格するトップ人事を内定した。八島俊章会長は相談役に就く。また、斎藤恒夫、仁志武雄、大山正征、齋藤茂雄・四常務が副社長に昇格。

 今月11日には、留任の小林邦英常務を火力原子力本部長に、新任取締役候補の遠藤幸雄氏を同本部副本部長とする人事を内定。

 一方、新たに置かれる執行役員では、梅田健夫氏を火力原子力本部原子力部長、鹿目勘六氏を同本部副本部長・同本部電源立地部長、佐久間洋氏を女川原子力発電所長、井上茂氏を東通原子力発電所建設所長に、それぞれ充てる。

四電、大西氏が会長、常盤氏が社長に

 四国電力は4月28日の取締役会で、大西淳社長が会長に就任、常盤百樹副社長が社長に昇格するトップ人事を内定した。近藤耕三会長は相談役に就く。また、宮地正隆、千葉昭・二常務が副社長に、石崎幸人原子力本部副本部長をはじめ3取締役が常務にそれぞれ昇格する。新任取締役候補は、柿木一伊方発電所長をはじめ3支配人。

中部電力役員人事

 中部電力は11日の取締役会で、越智洋、水谷四郎・2常務の副社長昇格、池田紘一浜岡原子力総合事務所長をはじめ7取締役の常務昇格などの役員人事を内定した。電気事業連合会に出向中の伊藤範久取締役は常務待遇となる。

 また、新任取締役に、水谷良亮発電本部原子力部長をはじめ3支配人が内定。

北陸電力役員人事

 北陸電力は11日の取締役会で、田憲一、松波孝之、濱田昌一・三常務の副社長昇格、辻井庄作志賀原子力総合事務所長をはじめ5取締役の常務昇格を内定した。新たに導入する執行役員では、千代鴻一郎氏を石川駐在(原子力担当)、紫藤正一氏を志賀原子力発電所建設所長に充てる。

中国電力役員人事

 中国電力は11日の取締役会で、新任取締役に、松井三生理事・電源事業本部部長(原子力建設)をはじめ5氏を内定した。

九州電力役員人事

 九州電力は11日の取締役会で、今村毅、田中征夫・二常務の副社長昇格を内定した。新任取締役候補は樋口勝彦玄海原子力発電所長をはじめ6執行役員。


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