[原子力産業新聞] 2005年6月16日 第2287号 <1面>

[経産省] 次世代軽水炉を開発

 経済産業省・資源エネルギー庁は来年度から日本型次世代軽水炉開発のナショナル・プロジェクトを開始する方針を固めた。今年1月から検討を重ねてきたエネルギー総合工学研究所「原子力発電の技術のあり方研究会」が、このほど「官民一体でフィージビリティ・スタディ(FS)を開始すべき」との報告を取りまとめた。同庁は、この報告を来月19日に第1回会合を開催する総合資源エネルギー調査会・原子力部会に諮る。FSに2年間、実際の開発に五〜七年間を予定。同庁はこのプロジェクトに300〜500億円の予算を確保したいとしている。


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