[原子力産業新聞] 2005年6月16日 第2287号 <2面>

[首相] 「ぎりぎりの折衝で合意探る」

 【14日共同】小泉純一郎首相は14日、ITERの誘致をめぐる日本とEUの協議について「ぎりぎりの折衝が続いて、六極(日本、EU、米国、ロシア、中国、韓国)が互いに合意できるような解決を探っているところだ」と述べ、協議が最終局面を迎えているとの認識を示した。官邸で記者団の質問に答えた。

 経済界や青森県などが実験炉誘致を望んでいることについて首相は「期待に応えられるようにいままで交渉をしてきている」と述べた。


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