[原子力産業新聞] 2005年6月23日 第2288号 <1面> |
[政府] 11月に美浜で対ゲリラ実動訓練政府は14日、国民保護法に基づく実動訓練を、住民の参加を求めて11月末に福井県で行うと発表。同日閣議後の記者会見で、村田吉隆・有事法制担当相が明らかにした。 国民保護法は、日本が外国から武力攻撃を受けるなど有事における住民の避難・救援、国と自治体の連携のあり方などを定めたもので、同法に基づく実動訓練が行われるのは初め。 訓練は、関西電力の美浜発電所が、訓練を受けた武装集団(ゲリラコマンド)による攻撃を受け、周辺環境に影響を及ぼす恐れがあると想定。事態認定や避難指示などの情報伝達が、国、自治体、住民の間で的確に行えるかを確認する。 |