[東北電力] 主蒸気隔離弁でトラブル 東通

　現在試運転中の、東北電力・東通原子力発電所１号機（ＢＷＲ、１１０ｋＷ、０５年１０月運開予定）において、１９日６時２２分頃、原子炉格納容器外側に設置してある主蒸気隔離弁（Ａ）が、中間開度で動作しなくなったことが確認された。

　同１号機は、１０日から計画停止・点検を行っており、６月中に実施が予定されている初の電気出力１００％運転に向け、原子炉起動に向けた準備操作として主蒸気隔離弁を開けようとしたところ発見された。このため同社では、原子炉起動に向けた準備操作を中止。当該弁の点検を実施することとした。

　なお原因については、現在調査中ということだ。