[原子力産業新聞] 2005年7月7日 第2290号 <2面>

[原安協] 軽水炉燃料に関する技術セミナー開催

 原子力安全研究協会は8月2日〜5日、第28回「軽水炉燃料に関する技術セミナー」を神奈川県葉山町の湘南国際村センターで開催する。原子燃料を専門とし、またこれから専門家を志す技術者が対象。

 同セミナーでは、2件の特別講義――「軽水炉の水化学――燃料・材料との最適化に向けて」(石槫顕吉・埼玉工業大教授)、「先端材料の開発――材料における水素のエンジニアリング」(山中伸介・大阪大大学院教授)のほか、講義や総合討論などを行う。

 講義内容は、@軽水炉燃料――その設計論と新しいエンジニアリング(岩田修一・東京大学大学院教授)A軽水炉燃料設計と製造(BWR/PWR/MOX)――ペレット、燃料棒、燃料集合体(森一麻・原子燃料工業常務)、被覆管、燃料構成物(安部勝洋・コベルコ科研参与)――など。この他、最新の話題として、「軽水炉システムの高経年化と保全」、「国際材料標準の構築と展開」などを取り上げる予定。

 定員は32名(申込み順)。参加費(受講料、宿泊費、食事代含む、テキスト代は別)は14万1750円。問合せは、同協会・研究部(電話03−5470−1985)まで。


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