[原子力産業新聞] 2005年8月4日 第2294号 <1面>

[経産省] 伊方プルサーマルを安全委に諮問

 経産省は7月27日、四国電力・伊方発電所3号機(PWR、89万kW)でのMOX燃料装荷に関わる原子炉設置変更申請について、原子炉等規制法の許可基準に適合していると結論、原子力安全委員会に諮問した。

 四国電力では、伊方3号機でのプルサーマルを2010年度までに実施する予定。同機では、燃料集合体157体のうちMOX燃料を最大40体装荷、ウラン燃料の一部についても、最高燃焼度5万5000MWd/トンの「ステップ2燃料」を装荷する。本件は、安全委の原子炉安全専門審査会に調査審議が指示され、ダブルチェックが始まった。


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