[原子力産業新聞] 2005年8月25日 第2296号 <2面>

[東京電力] 柏崎刈羽発電所で改定

 東京電力は22日、新潟県、柏崎市、刈羽村との間で締結している「柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の安全に関する協定書」の一部を改定し、同日、3自治体と調印した。

 今回の改定は、適切な処置の要求と関係諸法令の遵守の項目。従来、自治体が立入調査などにより特に必要と認めた時は適切な措置を講ずることを求められるとしていたが、適切な措置の中に原子炉の運転停止が含まれることを明記。運転再開の際には事前に県と協議することも追記した。

 品質保証活動は、請負企業を含め積極的に行うとしていたが、併せて第三者機関の評価制度の確立に努めることを追記した。

 四者は従来から必要に応じ協定内容を改定しており、今回が7回目となる。


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