[原子力産業新聞] 2005年10月27日 第2305号 <1面>

[日本原燃] 固化体建屋の改造工事に着手

 日本原燃は18日、経済産業省から高レベル廃液ガラス固化建屋および第1ガラス固化体貯蔵建屋東棟の設計・工事方法の変更の認可を受け、同日から改造工事を開始した。

 工事には2、3か月間を要する見通しで、当初、今月下旬から開始を予定していたウラン試験の最終ステップである総合確認試験も2、3か月延期されることになる。

 この工事はガラス固化体の崩壊熱の除去性能を確保するため冷却空気入口および出口の構造を変更するもの。これにより設計目標としているガラス固化体中心温度500℃、コンクリート温度65℃を確保する。


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