[原子力産業新聞] 2005年11月4日 第2306号 <1面> |
[経産省] 11氏に原子力安全功労者表彰経済産業省は10月26日、原子力の安全確保の分野で功績のあった11名を05年度の「原子力安全功労者」として、虎ノ門パストラル(東京・港区)で表彰状授与式を行った。 式典には保坂三蔵・経産副大臣が出席、「わが国では原子力エネルギーが基幹電源となっているが、その安全確保は容易ではない」とした上で、受賞者らに、「これまでの功績に敬意を表する」と称え表彰状を授与した。また、来賓として出席した松浦祥次郎原子力安全委員長も受賞者に祝辞を述べた。 受賞者を代表して、金子正人・放射線影響協会常務理事は「人生の最も充実した時期を原子力の利用、安全に関わることができうれしく思う」と謝辞を述べた。 本年度の受賞者は以下の通り。 ▽相澤清人・日本原子力研究開発機構特別顧問▽石川宏治・四電エンジニアリング常務取締役技術開発センター長▽大場健二・通研電気工業常務取締役▽金子正人・放射線影響協会常務理事▽衣笠義博・東京工業大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授▽佐納次郎・原子力安全基盤機構規格基準部特任参事▽野本敏治・東京大学名誉教授▽平野雅司・日本原子力研究開発機構安全研究センター研究計画調整室長▽班目春樹・東京大学院工学系研究科原子力専攻教授▽松村博久・鹿児島大学名誉教授▽横山勉・原子力安全基盤機構安全情報部特任参事。 |