[原子力産業新聞] 2006年1月26日 第2316号 <3面> |
[米国] 全米第2位の電力会社誕生 原子力11基を運転米国の主要原子力発電会社であるFPLグループとコンステレーション・エナジー社が合併し、米国第2位の電力会社ができる。社名はコンステレーション・エナジーを引き継ぐ。新会社は、7サイトで11基の原子力発電所を所有する、米国で3番目に大きな原子力発電所会社となる。 両社は共同声明で、原子力発電所運営の統合により、経費節約や効率面でかなりの改善が見込まれるうえに、新規原子力計画の策定に向けた基盤が形成されると述べている。 FPLは5基(さらに1基を買収交渉中)、コンステレーションはメリーランド州とニューヨーク州で5基を運転。両社は、原子力事業の拡大を目指しており、2001年以来、米国で売却された7原子炉のうち5基は両社のいずれかが取得している。 |