[日本原燃] ウラン試験報告書も提出

　日本原燃は１月３１日、経済産業省に総合確認試験を中心とするウラン試験報告書を提出した。

　計画した再処理施設本体の性能や安全機能について全ての健全性を確認、試験全体を通して安全上重要な施設で安全機能に係わる不適合などは発生していないと報告。同試験で発生した不適合等は合計２６１件、このうち未処理は２４件で、アクティブ試験までに全ての処置を終了するとしている。

　同社は昨年１１月に総合確認試験前までのウラン試験について報告しており、今回の報告書で同試験の全ての報告を終えた。保安院は報告書の内容について、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会核燃料サイクル安全小委員会およびこの下に設けた再処理ＷＧで審議。同小委員会は今月１３日の開催を予定している。