[原子力安全委] ＩＳＯ９００１・２０００を取得

　原子力安全委員会事務局は１月３１日、規制調査業務について、品質保証に関する国際規格「ＩＳＯ９００１・２０００」の認証を取得、登録証を受領したと発表した。認定機関の日本適合性認定協会によると、公共行政の分野で同規格を取得するのは中央省庁では初のこと。原子力関係組織では、０４年に原子力安全技術センターが公共行政分野でＩＳＯ９００１を取得している。

　安全委では、０４年に決定した「当面の施策の基本方針」に基づき、安全確保活動の質の向上を目指し、「監視・監査活動の充実の一環として、規制調査に関する業務のＩＳＯ９００１の認証取得」に取り組んできた。今回の認証取得により、同委事務局が行う規制調査業務についてトレーサビリティ、公正性・透明性の確保、継続的改善プロセス等が要求事項に適合することとなり、安全委としてはこれを節目に、今後とも業務の品質を向上させ、引き続き原子力の安全確保活動に努めていくとしている。