[ロシア] ０５年設備利用率は７３％　シェアは１６％に

　ロシア原子力庁が１月１９日に発表したところによると、ロシアの２００５年の原子力発電電力量は１４７６億ｋＷｈで、前年の１４３０億ｋＷｈより３．２％微増。総発電電力量に占める原子力のシェアは１５．５％（２００４年１５．６％）となった。

　２００５年の原子力発電所の平均設備利用率は７３．４％で、前年より０．２％高かった。ＲＢＭＫ型炉の利用率は７３．４％と、前年より３．６％高かった。

　また総発電電力量は、前年比２．２％増の９５２２億ｋＷｈ。電力消費量は９４０１億ｋＷｈで、前年の９２４５億ｋＷｈを上回った。

　ロシアでは２００５年１１月８日、カリーニン３号機（ＶＶＥＲ１０００、１００万ｋＷ）が営業運転を開始、同国で運転中の原子力発電所は３１基となった。