[原子力産業新聞] 2006年2月16日 第2319号 <2面>

[経産省] 来月東京で開催 放射性廃棄物地層処分フォーラム

 経済産業省は来月10日に東京千代田区のイイノホールで放射性廃棄物地層処分フォーラムを開催する。

 放射性廃棄物の地層処分の安全性や国内外の地層処分の現状に関する情報を国民に分かり易く発信、「放射性廃棄物地層処分に関する諸問題を自分自身の問題として考える」社会的土壌の構築を図ることが目的。

 来月以降、順次、全国地域ブロック毎に開催する方針で、今回の東京開催は第1回目。原子力発電環境整備機構(NUMO)、日本原子力研究開発機構、電気事業連合会が協力する。

 第1部の概要説明と第2部のパネルディスカッションで構成。パネリストは杤山修・東北大学多元物質科学研究所教授、西川正純・新潟県柏崎市前市長、女優の萩尾みどり氏、松田美夜子・富士常葉大学環境防災学部教授、吉野恭司・資源エネルギー庁放射性廃棄物等対策室長、竹内舜哉・NUMO専務理事、梅木博之・日本原子力研究開発機構地層処分研究開発部門研究主席。コーディネータはニュースキャスターの中林美恵子氏。

 参加受付の締切りは今月24日まで。電話0120―080538、FAX03―5428―0828など。


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