[原子力産業新聞] 2006年2月23日 第2320号 <1面>

[原子力機構・高エネ研] 供用へ体制整備進む J−PARC運営組織を設置

 日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は17日、大強度陽子加速器(J−PARC)の運営組織である「J−PARCセンター」を設置した。センター長には永宮正治・大強度陽子加速器計画推進部長が就任した。

 同日、殿塚理事長、戸塚機構長、永宮センター長らが出席して、設置に関する協定書に調印した。

 同センターはJ−PARCを実際に運営する組織で、当初は加速器、安全、業務の3ディビジョンにより構成するが、08年度からの供用開始までには物質生命、共通、運営調整などのディビジョンも設ける予定。当初は正規職員62人での発足、最終的に300人体制にする。


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