[原子力産業新聞] 2006年3月2日 第2321号 <1面>

[放医研] IAEA協力センターに認定

 放射線医学総合研究所はこのほど、低線量放射線の生物的影響の研究分野で、「IAEA協力センター」として認定された。これに伴い、2月8日には、IAEA保健部長ペドロ・アンドレオ氏が来日し、IAEA協力センターの認定プレート授与式(=写真)が放医研で執り行われた。

 「IAEA協力センター」は04年度から始まった制度で、IAEAの計画に関連する機能を果たす能力、国際的認知を獲得した高い科学的・技術的評価を有する施設に与えられる。日本での認定は放医研が初めて。

 放医研の活動内容で、@生物学的測定、データと機構の分析A生物学的指標による環境放射線の影響評価Bこれらの分野での研修――などを評価された。


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