[原子力産業新聞] 2006年3月30日 第2325号 <2面>

エチャバリ氏、西澤会長らと会談 GNEPや国際展開に高い関心

 L.エチャバリOECD/NEA事務局長(=写真左)が23日、日本原子力産業会議を訪れ、西澤潤一・原産会長(=写真右)らと会談した。

 エチャバリ局長は、原子力安全委員会主催の「安全文化国際シンポジウム」の講演者として来日した機会に原産会議を訪れたもの。

 会談の中で、エチャバリ局長は最近の化石燃料の価格動向に触れ、原子力が世界のエネルギーセキュリティに重要な役割を果たしている点を強調した。

 また、米国が提唱する国際原子力パートナーシップ(GNEP)や、原子力関係企業の国際的なビジネス展開について高い関心を示したうえで、最近、世界の原子力が再びダイナミックな動きを見せはじめていることを高く評価した。


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