[原子力産業新聞] 2006年4月13日 第2327号 <4面>

次期低レベル埋設施設の調査を終了 日本原燃

 日本原燃は低レベル放射性廃棄物の次期埋設施設について調査してきたが、3月末に終了した。

 同施設は現在の1、2号埋設地の南側に位置する。予備調査での施設の設置は可能との見通しを踏まえ、02年11月から本格調査していた。

 次期埋設施設は設置深度が50〜100m下と深いことから、調査用トンネルを掘削し、地質・地盤・地下水の調査・試験を実施した。幅7×高さ5mの調査坑を約1km掘削したのを始め、3本の計測坑、幅18×高さ16m×総延長100mの試験空洞なども掘削。調査坑内では地質調査や水理調査などを実施、ボーリング調査も合計14か所で行った。


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