[原子力産業新聞] 2006年4月20日 第2328号 <1面>

安全委 委員長に鈴木氏就任 松浦氏は退任 後任には中桐原安審会長

原子力安全委員会は17日、鈴木篤之委員を第7代原子力安全委員長に選出した。同日付の安全委人事に伴うもの。他の委員は、東邦夫氏と久住静代氏が再任、新たに中桐滋・東大名誉教授が任命された。鈴木委員長は、委員長代理に東委員を指名した。

委員長を務めていた松浦祥次郎氏は任期満了により退任。同氏は、旧科技庁から旧総理府へ事務局機能が移管した00年4月に委員に就任、6年間にわたり在任した。中桐氏は、原子炉安全専門審査会長を務めていた。

鈴木篤之氏(すずき・あつゆき) 71年東大院工学系研究科博士課程修了、86年同工学部教授、01年4月安全委員。

中桐滋氏(なかぎり・しげる) 67年東大院工学系研究科博士課程修了、83年同生産技術研究所教授、00年横浜国大工学部教授。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.