[原子力産業新聞] 2006年4月20日 第2328号 <1面>

国際問題懇を新たに設置 原子力委

原子力委員会は18日の定例会議で国際問題懇談会の設置を決定した。今月28日にインドを巡る国際動向をテーマに初会合を開催する。

懇談会は、同委員会が国際問題に関し適切な政策の在り方を検討するために、原子力を取り巻く様々な国際的課題について、逐次最新の情報を収集、有識者と意見交換を行う。原子力政策大綱が策定された後も米国のグローバル原子力パートナーシップ(GNEP)、米印原子力協力の再開、イラン問題など国際情勢は様々な動きが見られるとしている。

初会合では、内川秀二・JETROアジア経済研究所研究企画課長、千崎雅生・原子力機構核不拡散科学技術センター長、浅田正彦・京大院教授、鈴木達治郎・電中研上席研究員、内藤香・核物質管理センター専務理事らを招き、意見を聴く。


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